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THE JUNEI HOTEL Kyoto

東山に佇む、全室檜風呂完備のスモールラグジュアリーホテル。幻の染色「夢ころ染」や竹を活かした空間デザインが目を惹きます。朝食は老舗「はり清」の特別なヴィーガン仕出し。静かな余白の中で自身の感受性を整える、心澄み渡る滞在をお届けします。

伝統技術の息吹と竹のぬくもり、老舗のヴィーガン朝食に包まれる旅 ―― THE JUNEI HOTEL 京都




東山の閑静な街並みに佇む「THE JUNEI HOTEL 京都」。ホテル名の「JUNEI」は漢字で「壽寧」と書き、寿ぎとやすらぎを五感で届けるという美意識が込められています。

伝統ある職人技、竹を用いた建築のしつらえ、そして地元の食文化。訪れた人の感度をそっと高めてくれるような、心地よい滞在の記録をお届けします。



季節を映す夢ころ染と、再生可能な「竹」の美学




今回宿泊したのは、七月の古称を冠した客室「文月」。

部屋に入って目を惹くのは、皇族ゆかりの幻の染色技術を現代に蘇らせた「夢ころ染」の作品です。障子越しに差し込む光を受け、時間とともに微妙に表情を変えていく布地は、単なるインテリアを超えて空間そのものに静かな息吹を与えていました。

また、館内のいたるところにあしらわれた竹のしつらえも印象的です。成長が早くサステナブルな素材としての合理性と、京都の原風景を思わせる風情。その両方を自然に併せ持つ空間に、環境や文化への誠実な姿勢が垣間見えます。

部屋の奥にある大きな檜風呂に身を沈めると、心地よい木肌の香りに包まれ、自然と呼吸が深くなっていくのを感じました。



江戸期創業「はり清」が手がける、滋味深いヴィーガン朝食




朝食には、ホテル近くに店を構える老舗京料理店「はり清」のヴィーガン仕出しをいただきました。江戸期創業、350年以上の歴史を重ねる名店です。

重箱のふたを開けると、やさしくどこか懐かしい香りが広がります。旬の野菜やフルーツがふんだんに使われたお料理は、朝一番の身体にすっと染み渡るような優しさ。声高な観光体験というよりも、その土地の暮らしや食文化に直結するような、深く温かい味わいでした。

プラントベースの食を大切にする方や海外からの旅行者にとっても、職人の技が光る本物の京料理を安心して味わえる嬉しい選択肢です。



自分自身の感覚を整える場所


物腰やわらかく、心地よい距離感で接してくれるスタッフの方々の所作にも、ホテルが掲げる「壽寧」の想いが自然と宿っているように感じられます。

旅とは、良し悪しを確かめるものではなく、自分自身の感受性を調律する機会。「THE JUNEI HOTEL 京都」は、過不足のないしつらえと美しい余白をもって、訪れる人の感覚をそっと研ぎ澄ましてくれる場所でした。



施設情報

  • 施設名:THE JUNEI HOTEL 京都

  • HP:https://www.juneihotel.com/

  • 特徴:

    • 伝統工芸(夢ころ染など)を取り入れた空間デザイン

    • 再生可能な竹材を活用した建築・インテリア

    • 老舗「はり清」と連携したヴィーガン仕出し朝食の提供



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